塗装店の選び方|現地調査で見る10か所を鶴岡市の職人が公開

レンガ調やタイル調のサイディングで、築10年を過ぎたあたり。北側の壁が少し黒ずんできて、そろそろかと思いながら、まだ動けずにいます。この記事は、そういう方に向けて書いています。

塗装店を比べるとき、いちばん確かな方法があります。現地調査に立ち会って、職人が家のどこを見て回るかを観察してください。

私たち渡会塗装店が伺うとき、見る場所はだいたい決まっています。順番も決まっています。家の傷み方には法則があるからです。

塗装店の選び方で迷っている方に、その10か所をすべて公開します。何を見て、そこから何を判断しているのか。庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)で30年やってきた職人の頭の中を、そのまま書き出しました。

この記事でわかること

  • 現地調査で職人が見る10か所と、そこから読み取っている情報
  • 傷みが「北から、下から」出る理由と、見る順番が決まる仕組み
  • 30坪の費用の目安と、そこに含まれないもの
  • 柄を残すか、1色で塗り潰すかの分かれ目
  • 庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の家で私たちが特に気にしていること

塗装店の選び方は「現地調査でどこを見るか」で、ほぼ決まります

結論から申し上げます。現地調査で職人が見て回る場所は、その人の経験の量をそのまま映します。

塗装は、塗る前に決まる仕事です。どこがどう傷んでいるかを読み違えると、いい塗料を使っても数年で差が出ます。

写真と図面をお送りいただければ概算はお出しできます。ただし、そこまでです。塗膜がどのくらい色あせているか、艶がどれだけ残っているか。この質感は画像から拾えません。

だから経験のある職人は、家に着くとまず特定の場所へ向かいます。以下が、私たちが見ている10か所です。

分類 見る場所 そこから読み取ること
外壁 北面の下から1メートル 家全体の傷みの進み具合
壁を手のひらでこする チョーキングの有無と塗り替え時期
北西面の傷み方 海風の影響の受け具合
ひび割れの幅 下地補修の範囲と方法
下地 外壁最下部の水切り 直張りか通気工法か
艶の残り方と粉の出方 難付着サイディングの疑い
目地のコーキング 打ち替えか増し打ちかの判断
周辺 雨どい・破風・軒天 付帯部の劣化と塗装範囲
家のまわりの空き幅 足場が組めるか。追加費用の有無
屋根 同時施工の必要性と足場の共用

この表を持って現地調査に立ち会ってみてください。同じ場所を見て回る職人であれば、話は早く進みます。

この表は、当店以外の塗装店に立ち会うときも、そのままお使いいただけます。印刷して手元に置いていただいて構いません。物差しは、渡してしまったほうが早いと思っています。

渡会塗装店のお約束|飛び込み訪問をしません。催促のご連絡もしません

本題に入る前に、5つお伝えしておきます。渡会塗装店は、ご連絡をいただいたお宅にだけ伺います。

外壁の相談をためらう理由が、金額ではなく「連絡したら捕まりそう」であることを、私たちは知っています。だから先に約束のほうを出しておきます。

  1. 飛び込みの訪問をしません。ご連絡をいただいていないお宅のインターホンを押すことはありません
  2. 写真を撮らせていただくときは、必ず先にお声がけします。敷地に入る前にお断りを入れます
  3. お見積りのあと、こちらから催促のご連絡はしません。お断りのお電話も不要です。「他社さんにしました」の一言もいりません。ご連絡がなければ、それがお返事だと受け取ります
  4. その場でハンコをお願いしません。契約の期日をこちらから切ることもしません。お見積書は、ご契約いただかない場合もそのままお手元に残してください
  5. 建物の診断からお見積書の作成まで、費用は一切かかりません

相見積もりも歓迎です。むしろ、比べていただく前提でお出ししています。断る手間が減れば、それだけ気楽に声をかけていただけると思うからです。

なぜ見る場所で分かるのか|傷みは「北から、下から」出る

見る場所が決まっているのには理由があります。外壁の傷みは、家じゅうで一様に進むのではありません。

外壁の傷みが北面と下部で進みやすいことを示した図。北面の下から1メートルが最も条件が厳しい
北面かつ下部。この重なる場所から家全体の進み具合が読めます

南面は日当たりが良く、乾きやすい。いっぽう北面は日が当たらず、乾くのに時間がかかります。

湿った状態が長く続くと、コケや藻が出ます。塗膜も水分を含んだままになり、傷みが進みます。だから北面のほうが先に傷みます。

もう一つが高さです。壁を伝った雨水は下へ集まります。地面からの跳ね返りも、下部を濡らし続ける。上部より下部が傷むのは、そのためです。

この2つを掛け合わせた場所が「北面の下から1メートル」。家の中でいちばん条件の厳しい部分です。

ここを見れば、家全体の進行度が分かります。南面だけを見ると、いちばん条件のいい場所で全体を推し量ることになる。だから私たちは北面から入ります。

【外壁】私たちが最初に見る4か所

外壁で見るのは4か所です。順番も、この通りに回ります。

1. 北面の下から1メートル

いちばん最初に向かう場所です。ここでコケの付き方、塗膜の状態、下地の膨れを確認します。

2000年より前に建った家では、特に念入りに見ます。当時のサイディングは壁の裏に通気層がない張り方が多く、水を含んだまま冬を迎えやすいからです。

2. 壁を手のひらでこする

手のひらで壁をこすって、白い粉が付くかを見ます。これがチョーキングです。塗膜の樹脂が紫外線で分解し、顔料が表面に浮いた状態を指します。

粉が付けば、塗膜の防水機能は終わりに近づいています。触る場所は南面ではなく北面です。いちばん進んでいる面で判断するためです。

これはご自身でも今日できます。壁を触ってみて、指に白い粉が付くかどうか。それだけで塗り替え時期の見当がつきます。

3. 北西面の傷み方

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)では北西面を必ず見ます。日本海から吹く風がまともに当たる面だからです。

同じ家でも、北西面だけ傷みが1段進んでいることがあります。内陸のカタログ値をそのまま当てはめると、この面で先に不具合が出ます。

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の風の強さは数字にも出ています。気象庁の酒田の観測データで、冬季の平均風速を確認してみてください。

4. ひび割れの幅

ひびは、あるかないかではなく幅で見ます。髪の毛程度の細いものと、0.3ミリを超えるものでは対処が変わるからです。

細いひびは塗料で埋まります。幅のあるひびは、先に補修材で処理してから塗ります。この判断を飛ばすと、塗った上から同じ場所が割れてきます。

ひび割れの深刻度の見分け方は、外壁塗装は何年ごと?1回目は築10〜13年が目安でさらに詳しく書きました。

【下地】壁の中を読む3か所

外から見えない部分こそ、仕上がりを左右します。壁の中の状態は、3か所の手がかりから推測できます。

外壁下部の水切りから見分ける通気工法と直張りの断面比較図。壁裏の隙間の有無を示す
水切りをのぞけば、壁の中の造りが分かります

ここは経験がものを言う部分です。私たちが何を見ているかを具体的に書きます。

5. 外壁最下部の水切りをのぞく

外壁のいちばん下にある金属の部品が水切りです。ここをのぞき込むと、壁の裏に隙間があるかどうかが見えます。

隙間があれば通気工法。壁の裏に空気の通り道があり、湿気が抜けます。隙間がなく壁が下地に密着していれば直張りです。

直張りの家は、内部にたまった水分の逃げ場がありません。庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)では、この違いが冬の傷み方に直結します。

6. 艶の残り方と粉の出方

築10年を超えているのに、粉が出ず艶が残っている壁があります。ここで私たちは手を止めます。

光触媒や無機系の表面処理がされた、塗料が付きにくいサイディングの疑いがあるからです。通常の下塗りでは密着せず、数年で剥がれます。

疑いがあれば、水をかけて弾き方を見たり、目立たない場所で試したりして確かめます。新築時の仕様書が残っていれば、それがいちばん確実です。

該当する場合は、その下地に対応した製品を選びます。適用できる下地が仕様書に明記されているものです。たとえば日本ペイントのピュアライドUVプロテクトSiクリヤーが該当します。

7. 目地のコーキング

サイディングの継ぎ目に入っているゴム状の材料がコーキングです。指で押して弾力を見ます。

硬くなって切れていれば、既存を撤去してから新しく充填する打ち替え。まだ弾力があり浅い痩せだけなら、上から足す増し打ち。この判断を現場で決めます。

外壁材ごとの劣化の見方は、サイディングの外壁塗装|劣化5サインと費用相場でさらに詳しく書きました。

【周辺】見落とされやすい3か所

壁だけ見て見積りを出すと、あとで金額が動きます。周辺の3か所を先に確認しておけば、追加費用のご相談は起きません。

8. 雨どい・破風・軒天

付帯部と呼ばれる部分です。素材がそれぞれ違うため、使う塗料も下地処理も変わります。

壁より先に傷んでいることも多く、ここを塗らずに壁だけ塗ると、仕上がったときに古さが残ります。範囲に入れるかどうかを、この時点で決めます。

9. 家のまわりの空き幅

足場を組むには、壁から一定の幅が要ります。隣家との距離、物置、庭木、エアコンの室外機。この辺りを一周して確認します。

空きが足りない面は、組み方を変えるか一部を手作業にします。先に見ておかないと、着工してから工程が止まる。だから調査のうちに歩いて回ります。

足場がお隣の敷地にかかりそうな面があれば、着工前にどう進めるかを現地調査のときにご相談します。

10. 屋根

屋根も同時に塗るかどうかで、総額が大きく変わります。足場を共用できるため、別々に施工するより費用を抑えられるからです。

屋根に上がらずとも、地上や2階の窓から見える範囲で状態は判断できます。梯子をかけて上がるのは、必要があってご了解をいただいたときだけ。

「塗ったら、このレンガ模様は消えますよ」と言われましたか

そう言われて、諦めかけている方がいます。1色で塗り潰すか、いまの柄を残したまま塗り替えるか。どちらもお選びいただけます。

1色で塗りつぶした外壁と、柄を残して塗り替えた外壁を並べた比較図。左は目地と石目が消えた平らな面、右は目地と石目が残った面
同じレンガ調の壁でも、塗り方で表情がここまで変わります

レンガ調、タイル調、石畳風。予算を上げてその外壁を選んだのに、塗り替えたら平らな一色の箱になる。のっぺりした、安っぽい見た目になる。そう聞かされて、工事そのものを止めてしまう方が実際にいらっしゃいます。

10か所を見終えると、ご提案する仕上げは自然に絞られます。分かれ目は「柄を残したいか」と「壁が傷んでいるか」の2つだけです。

私たちは単色塗装も、クリヤー塗装も、WBアート(WB多彩仕上工法)も施工します。だからどれかに誘導する理由がありません。

WBアートはスズカファインのWBアートαを使う多彩仕上げの工法です。専用ローラーで模様を作り、上から透明なクリヤーで保護します。

家の状態とご希望 ご提案する仕上げ 目地や石目の見え方
柄がない、または費用を最優先 単色塗装 1色でおおいます
柄があり、劣化が浅い(築10年前後まで) クリヤー塗装 いまの柄がそのまま残ります
柄があり、チョーキングが出ている WBアート(多彩仕上げ) 模様を作り直します

クリヤー塗装は透明なので、傷みもそのまま透けます。チョーキングが出た壁には使えません。そこでWBアートなら、模様を作り直して意匠を取り戻せます。

この分岐は、10か所の観察がなければ立てられません。順番が逆になっている提案、つまり工法を先に決めてから家を見る進め方には、私たちは慣れていません。

それぞれの詳細は、記事を分けて書いています。

30坪でいくらか|ご連絡なしで、金額だけ見ていってください

金額が分からないままでは、比べようがありません。お問い合わせをいただく前に、30坪の戸建てを想定した目安をお出しします。

前提は30坪の戸建て、外壁面積120平方メートルから150平方メートルです。ご自宅の延べ床面積に1.2倍から1.5倍を掛けると、おおよその外壁面積が出ます。

仕上げ(30坪の戸建て想定) 外壁のみ 屋根も含む総額
単色塗装(シリコン) 80万〜120万円 120万〜160万円
クリヤー塗装 60万〜110万円 左記に屋根25万〜45万円を加算
WBアート(多彩仕上げ) 約100万〜140万円 140万〜210万円

WBアートは単色塗装の1.2倍から1.5倍、金額にして20万円から50万円の上乗せになります。クリヤー塗装を選ぶ場合、コーキングを塗装後に打つ工法をとると別途15万円から25万円かかります。

含むものと含まないものを、先に書いておきます。

  • 含むもの:足場と養生、高圧洗浄、コーキングの打ち替え、下地の補修、外壁の3回塗り、雨どい・破風・軒天などの付帯部
  • 含まないもの:屋根の同時施工(25万〜45万円の加算)、クリヤー塗装のコーキング後打ち(15万〜25万円)

幅がある理由は、外壁面積と足場の架面積が家ごとに違うからです。足場は建物の外周だけでなく、作業に必要な余裕分まで組みます。だから同じ30坪でも金額は動きます。

この表だけ持って帰っていただいて構いません。ご連絡は不要です。他社さんのお見積りと並べて、桁が違わないかを確かめる道具として使ってください。

坪数別の相場と、平米単価や内訳の読み方は外壁塗装の相場は一軒家で100万円前後|内訳と単価で解説しています。

耐用年数をカタログのまま申し上げない理由

私たちは、見積りの席でカタログの数字を大きく見せることをしません。カタログの耐用年数は、実際の年数とは前提が違うからです。

塗料メーカーが示す年数は、促進試験という方法で出されています。装置の中で紫外線や水を集中的に当て、屋外の何年分かに換算する試験です。

車の燃費表示に近いと考えてください。決められた条件で測った数字であって、実際の走り方によって結果は変わります。

塗料も同じです。方角、風の当たり方、雪、下地の状態。条件が違えば持ちも変わる。だから幅を持たせてお伝えします。

塗料グレード(単色) お伝えしている目安
ウレタン 8〜10年
シリコン 8〜15年
フッ素 15〜20年
無機 20〜25年
WBアート(標準仕様) 約15年(グレード幅10〜20年)

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の北西面については、この幅の下のほうで見ておいてくださいと申し添えます。海風が当たる面は、内陸の同条件より進みが早いからです。

この見方は、当店以外のお見積書を読むときにもそのまま使えます。提示された年数がカタログ値そのままなのか、家の条件を見たうえでの幅なのか。そこを尋ねてみてください。

窯業系サイディングそのもののメンテナンス時期の目安は、日本窯業外装材協会のメンテナンス案内で公開されています。塗装店の説明と突き合わせる材料になります。

もう一つお伝えしているのが、あと何年住むかという視点です。10年から15年で住み替える予定ならシリコンで足ります。

30年住むなら話は変わります。高耐久の塗料やWBアートで塗り替え回数を減らすほうが、足場代を含めた総額では安く収まるからです。

カタログの数字ではなく、ご自宅の条件から周期を決める手順は外壁塗装の周期の決め方にまとめました。外壁材と塗料、立地の3つから1回目と2回目以降の年数を出す考え方です。

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の家で、私たちが特に気にしていること

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)には、この土地ならではの条件があります。海からの風と、冬の凍結。この2つが外壁の寿命を縮めます。

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の住宅が受ける潮風と凍結融解の影響を示した図。北西面の傷みと壁内部の凍結による膨張
海風で北西面が先に傷み、冬は壁の中の水が凍って塗膜を押し上げます

海風が当たる面は、傷みが1段早い

日本海から吹く風には塩分が含まれます。それが壁に付着したまま残ると、塗膜と下地の間で密着が落ちていきます。

だから高圧洗浄に時間をかけます。塩分と古い塗膜の粉を落としきってから塗る。この工程を急ぐと、数年後に差が出ます。

水は凍ると体積が約9パーセント膨らむ

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の冬で本当に怖いのは、雪そのものではありません。壁が含んだ水分が凍ることです。

水は凍ると体積が約9パーセント増えます。壁の内部で凍れば、内側から押し広げる力が働く。それが緩んで、また凍る。この繰り返しで塗膜が浮き、剥がれます。

だから水切りをのぞいて直張りかどうかを確かめます。壁の裏に通気層がない家は、水分の逃げ場がないぶんこの影響を受けやすいからです。

除雪機で削れた壁は、削れたところだけ直せます

冬のあいだに除雪機を外壁にこすってしまうことは、雪国ではめずらしくありません。剥がれた面を触ると、ざらざらして粉っぽい。

あの状態は、塗膜が削られて下の層がむき出しになっています。水を吸いやすい面が、そのまま次の冬を迎えることになる。

全面を塗り替えなくても、削れた範囲だけ下地から作り直せます。まわりの色と合わせられるかどうかは、経過年数と元の色によります。現地で見てから正直にお伝えします。

冬は工程が延びます

塗料は、乾く前に凍ると本来の性能が出ません。気温と湿度の条件が合わない日は、塗らずに待ちます。

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)では11月から3月にかけて、条件の合わない日が続きます。この時期は工程が延びる前提で日程を組んでください。

冬のあいだに現地調査とお見積りだけ済ませ、春の着工に備えるという進め方もあります。混み合う前に順番を確保できるという意味では、むしろ良い時期です。

誰が来て、誰が塗るのか|完全自社施工という意味

外壁塗装の相談先は、塗装店だけではありません。現地調査に来る者と、実際に塗る者と、工事後の窓口が、同じ人間です。

ハウスメーカーやリフォーム会社に頼むと、その会社が窓口になり、塗装は専門の業者が行います。窓口の会社が全体を管理し、他の工事とまとめて進められるという利点があります。

私たち渡会塗装店は、代表の渡會を含めた自社の職人が直接伺って塗ります。間に会社が入らないぶん、管理費が乗りません。

渡会塗装店の進め方 内容
完全自社施工 現地調査で見る10か所から仕上げまで、職人歴30年の渡會と自社の職人が担当します
中間マージンなし 窓口会社を挟まないぶん、管理費が発生しません
下地処理と3回塗り 洗浄と下地補修に時間をかけ、外壁は下塗り・中塗り・上塗りの3回で仕上げます
工程ごとの写真報告 足場が架かって見えなくなる部分も、写真でお見せします
工法を限定しない 単色・クリヤー・多彩仕上げの3工法すべてを施工します

写真報告について、ひとつ申し添えます。撮る場所は、お客様が指定していただいて構いません。気になる面、気になる部位。そこを撮ってお送りします。

最後の行は、ご提案の中立性のためです。1つの工法しか扱っていなければ、どんな家にもその工法を勧めることになります。3つとも施工できるからこそ、家の状態から選べます。

立ち会いの準備と、その日の聞き方

立ち会いの前に3つ用意しておくと、話が具体的になります。準備があるかないかで、その日に決まることの量が変わります。

現地調査の立ち会い前に用意しておく3点。新築時の図面と仕様書、気になる箇所を撮ったスマホ写真、前回の見積書
この3つが手元にあると、その日に決まることが増えます

特別なものは要りません。手元にあるもので十分です。

  1. 新築時の図面と仕様書(外壁材の品番が分かると判断が早くなります)
  2. 気になる箇所のスマホ写真(引きと寄りの両方)
  3. 前回の塗装時期と、残っていれば当時の見積書

仕様書がとりわけ役に立ちます。サイディングの品番が分かれば、塗料が付きにくいタイプかどうかをその場で確認できるからです。

外壁塗装は、一生に一度か二度です。分からなくて当たり前だと思っています。塗料の名前も下塗りの意味も、覚えていただく必要はありません。「これ、聞いたら失礼かな」という質問こそ、そのまま聞いてください。

工事のあいだ、洗濯物やカーテンをどうするか。ご近所へのご挨拶をどこまで回るか。ここも現地調査のときに、日程と合わせてご相談します。

聞き方にも、ちょっとしたコツがあります。「どうしますか」ではなく「なぜそう判断したのですか」と尋ねてください。根拠を言葉にできるかどうかが、そこで分かります。

相見積もりは、3つの数字を揃えると比べられます

3枚並べても比べられないのは、書いてある項目が揃っていないからです。揃えていただきたいのは3つ。塗装面積、塗り回数、塗料の商品名です。

この3つが揃うと、金額差がどこから来ているのかが見えます。面積が違うのか、回数が違うのか、塗料のグレードが違うのか。内訳の読み方は外壁塗装の相場の記事にまとめてあります。

小さな色見本だけで決めると、なぜ外れるのか

色決めで後悔される方が多いのは、見本が小さすぎるからです。同じ色でも、小さい面積では濃く見え、家一軒に塗ると明るく見えます。これを面積効果と呼びます。

つまり、カタログの小さなチップで「ちょうどいい」と思った色は、壁一面に広がると想像より薄く出ます。ここで「思っていたのと違う」が生まれます。

もう一つが光です。室内の蛍光灯やLEDの下で見た色は、太陽の下では違って見えます。だから見本は必ず外に持ち出して、朝の光と夕方の光の両方で見てください。

近所やご旅行先で「この色がいい」と思った家があれば、写真を撮ってきていただくのがいちばん早いです。実物を見れば、どう作る色なのかが分かります。

ご夫婦で意見が割れて当たり前です。当店から色の期日を切ることはしません。

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の現地調査は無料です

渡会塗装店は山形県鶴岡市が拠点です。鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町で外壁・屋根塗装を手がけています。代表の渡會が職人歴30年、完全自社施工で伺います。

この記事の10か所を、実際にご一緒に回りながらご説明します。他社さんのお見積りをお持ちいただければ、内訳の見方も一緒に確認します。飛び込みの訪問も、そのあとの催促のご連絡もしません。

お電話は 090-4044-9682(8:00〜18:00/日祝休)。公式LINEで写真を送るだけでも構いません。

塗装店選びのよくある質問

現地調査の席でよくいただく質問をまとめました。

現地調査には必ず立ち会ったほうがいいですか

立ち会っていただけると話が早いです。傷んでいる箇所をその場でお見せしながら説明できるからです。ご都合がつかないときは、写真を撮って後日ご説明します。

調査にはどのくらい時間がかかりますか

30坪程度の戸建てで、おおむね1時間前後です。屋根も見るときや、直張りの確認に時間がかかるときはもう少し延びます。急かされずに済む時間帯をお選びください。

お見積りのあと、催促のご連絡は来ますか

来ません。こちらから催促のお電話やご訪問はしません。お断りのご連絡も不要です。ご連絡がなければ、それがお返事だと受け取ります。

相見積もりを取っても構いませんか

もちろんです。比べていただく前提でお出ししています。比べる際は塗装面積・塗り回数・塗料の商品名の3点を揃えてください。金額差がどこから来ているのかが見えます。

いま予算がありません。数年待っても大丈夫ですか

見せていただいたうえで「いまはまだ待てます」とお伝えすることがあります。今やる理由のない工事を、今お勧めすることはありません。傷みの進み具合と、待った場合に何が起きるかを、その場でご説明します。

チョーキングが出ていたら、すぐ塗らないと手遅れですか

数日を争うものではありません。塗膜の防水機能が落ちてきたサインなので、1年以内を目安にご検討ください。冬前でしたら、春の施工に向けて準備を始める時期です。

塗り替えると、いまのレンガ調の柄は消えてしまいますか

消さずに塗り替える方法があります。劣化が浅ければクリヤー塗装で柄をそのまま残せます。チョーキングが出ていればWBアートで模様を作り直せます。ただし凹凸が非常に深い外壁は模様が乱れやすく不向きです。柄のないモルタル壁も、多彩仕上げの良さが活きません。現地で確認してお伝えします。

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)で外壁塗装をするのに適した時期はいつですか

春から秋が施工しやすく、なかでも秋は混み合います。冬は乾燥の条件が合わない日が続くため工程が延びます。ご希望の時期の3か月前を目安にご相談ください。

まとめ|塗装店の選び方は、この10か所を持って比べるだけ

塗装店を見極める道具は、この記事の中にあります。10か所の表を持って現地調査に立ち会えば、判断の材料は自分の目で集まります。

大事な順に並べ直すと、こうなります。

優先度 確認すること 見るポイント
北面の下から1メートルを見るか いちばん条件の厳しい場所から入るか
壁を手で触るか チョーキングを目視だけで済ませないか
水切りをのぞくか 壁の中の造りまで確認するか
金額の前提が書いてあるか 坪数・外壁面積・含まない工事が示されるか
耐用年数を幅で説明するか カタログ値の前提を伝えてくれるか
複数の仕上げから選べるか 家の状態から工法を決める順番か
面積効果に触れるか 小さな見本と実際の壁で見え方が変わると説明するか

庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)は、海風と雪と凍結が重なる土地です。同じ塗料でも、内陸と同じようには持ちません。

だから、この土地の家を見慣れた目が要ります。10か所は、その目を持っているかどうかを確かめるための物差し。ぜひ使ってみてください。

まずは現状を見せてください

渡会塗装店では、庄内エリア(鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町)の現地調査とお見積りを無料で承っています。工法の向き不向きも、その場で正直にお伝えします。

お断りのお電話は不要です。ご連絡がなければ、それがお返事だと受け取ります。

お電話は 090-4044-9682(8:00〜18:00/日祝休)。公式LINEで写真を送っていただくだけでも構いません。